THULEの大容量ルーフボックス・Motion XL(800)で車の収納力が大幅UP
2021/03/20
登山で遠くの山に行く時や早い時間から登らないといけない時などに、よく車中泊をしています。
現在、HONDAのFIT3に乗っていますが、これも車中泊の都合上、後部座席を倒した時にフルフラットになるところが良かったので、購入を決めました。
フルフラットにならないと寝る時に寝づらく、寝ても逆に疲れてしまうくらいなので、寝床が平たくなっていることは重要ポイントです。
このように車中泊に適した車両なんですが、登山用品や寝具などを車に詰め、寝るスペースを確保しようとすると結構狭い・・・。
収納力が高いフィットさんでも、どうしても窮屈になってしまい、寝るのが大変です。
考えられる解決手段としては、物を減らすか、収納力を上げるかですが、既に無駄なものは車に積んでおらず、なるべく快適なカーライフにしたかったので、収納力のUPをすることにしました。
そんな時に役に立つのが、ルーフボックスです。
ルーフボックスを使えば、現在使用していない車外の領域を使うので、単純に収納力をプラスできるのです。
またルーフボックスがあると
- 汚れがあるものを入れられるため、車内が汚れずに済む
- ルーフに日が直接当たることを防ぎ、車内の温度上昇を防ぐ
- 駐車場で見つけやすい(笑)
などの恩恵も受けられます。
ということで色々とルーフボックスを物色した結果、THULEの”Motion XL(800)”が私の要求にぴったしとマッチしていたので、Motion800を購入しました。
THULEとは?
THULE(スーリー)は、スウェーデンに本社を置く、世界最大のカーキャリアメーカーです。
ドイツにあったジェットバッグ社を買収した経緯があるため、THULEの商品ではルーフボックスのことを『ジェットバッグ』と呼んでいます。
ルーフボックスのバリエーションは他メーカーと比べて1番多く、利用シーンに応じて適切な商品を選ぶことができます。
またルーフボックス以外にも、自転車用のサイクルキャリアやカヌー・カヤック用のアタッチメントなど、様々な専用品が販売されているのも特徴。
Motion XL(800)の特徴
まずはスペックですが、
となっています。
このMotionシリーズは、THULEの他のシリーズの中でも大容量が特徴で、アウトドアやキャンプといった大量の荷物が必要なシーンで活躍します。
サイズ展開としては、Motion M(200)・Motion Sport(600)・Motion XXL(900)がありますが、FIT3にはMotion XL(800)がぴったりサイズでした。
また、ルーフボックスを付けるにはベースキャリアが必要で、このベースキャリアは通常3つのパーツから構成されています。
① 車体に横向きに取り付ける”バー”。ルーフボックスをこのバーの上に乗せる。
② バーが車体に当たらないように高さを出すための”フット”。
③ フットを車体に固定するための”キット”。
ただし、ルーフレールが付ている車などは上記の構成と異なる場合もあります。
ベースキャリアはそれぞれの車によって適応しているものが異なるので、購入する際は事前に適応表で確認が必要です。
私のFIT3で使用しているベースキャリアは、以下の通り。
・バー:TH961B
・フット:TH754
・キット:TH1751
それでは、Motion XL(800)のおすすめポイントの紹介です。
完璧なサイズ感
先程ぴったしのサイズ感と書きましたが、ルーフボックスにとってはこのサイズ感がとっても重要です。
容量をなるべく大きくしながらも、車のサイズに合ったサイズにしなければなりません。
まず高さですが、立体駐車場などに多い2.1m制限はクリアしたかったので、高さ210cm以下であること。
車とベースキャリアとルーフボックスを合わせて、FIT3の場合、なんと約204cmになります。
攻めながらも制限に引っかからない高さをキープできました。
次に長さですが、まずはなるべく後方につけることが重要です。
私の車の場合、こんな感じです。
リアハッチを開けてもギリギリ干渉しない位置に設置。
そして、前側はこんな感じ。
若干のリーゼントスタイル(笑)
一見邪魔そうに見えますが、車内からは見えない位置なので問題なしです。
横幅は84cmとルーフに対しては余裕がありますが、車の左右からアクセス可能な幅なので利便性が良いです。
購入前に他メーカーも合わせて色々探しましたが、FIT3にこれほどぴったりと合うものは他にありませんでした。
コンパクトカーならFIT3以外でもいい感じのサイズ感だと思います。
大容量
容量460ℓの大容量なので、登山用品も車中泊用品も入れ放題です。
もちろんウィンタースポーツ用品も入れることができ、スキー板なら5~7セット、スノーボードなら4~5セット程度入れることが可能です。
また、高さも45cmと高目なため、キャンプ用品などの高さがあるもので問題なく積むことができます。
荷物へのアクセスが楽々な両開きタイプ
Motionシリーズすべて、左右どちらからも荷積み・荷下ろしができる両開きタイプとなっています。
片開きタイプだと車の向きや位置を気にしながら駐車をしないといけませんが、両開きだと適当に駐車しても問題ありません。
この効果は、狭い駐車場や込み合っている状況などで特に実感できると思います。
また、片側から荷物を入れると反対側の方に荷物を入れることが大変ですが、両開きだと左右から詰められるので、簡単にバランスよく荷積みが行えます。
取り外しが簡単
私はいつ何時でも車中泊ができるようにあまり取り外しは行いませんが、パワークリックシステムで着脱が非常に簡単になっています。
通常、工具や金具などを使用して取り付けを行うのですが、パワークリップシステムはダイヤルを手で回すだけで取り付けることができます。
そのため、金具の紛失もなく、工具の扱いに慣れてない方でも簡単に取り外しが可能になっています。
おしゃれなデザイン
スウェーデンのブランドらしく、外見もシンプルながら、おしゃれでかっこいいです。
形状はデザイン性だけではなく、空気力学的にも最適化されたデザインとなっており、まさに機能美を感じるものとなっています。
Motion XL(800)で広がるカーライフバリエーション
車両の収納力を上げることで、車でできることがぐっと広がります。
Motion XL(800)は収納力はもちろん、デザイン・利便性も高レベルで満足できるルーフボックスだと思います。
文句なしにおすすめできるルーフボックスなので、ルーフボックスの購入を考えている方は、検討してみてください。