Kalitaのナイスカットミルでコーヒーライフが捗っています
2021/03/19
以前の記事で手挽きミルによるスローコーヒーライフをすすめていましたが、忙しい日常ではなかなかゆったりとコーヒーを挽いている暇がありません。
という事で、我が家でも電動ミルを買っちゃいました(笑)
今回買った電動ミルは、Kalita(カリタ)のナイスカットミルです。
コスパも良く、使い勝手もとってもいい感じなので、なんでもっと早く買わなかったのかと思っています。
ここでは、我が家でも必需品となってしまったナイスカットミルの使い心地や特徴をレビューしていきたいと思います。
ナイスカットミルの特徴
まずはスペックです。
- サイズ:幅120・奥行218・高さ343(mm)
- 質量:2.3kg
- 容量:ホッパー/200g 粉受/100g
- 所要時間:130g/分 中挽き
- カッター:カッティングタイプ
- 電源::100V/120W 50/60Hz
- 定格電流: 1.2A
臼式ではなく、カッター式のコーヒーミルとなります。
生産は日本で、正真正銘のMADE IN JAPAN。
オーソドックスなデザインの家庭用電動コーヒーミルで、定番商品とし長い間コーヒー好きに親しまれています。
そんなナイスカットミルのナイスなポイントを紹介していきます。
細かく選べる粉の粗さ
粉の粒度は、なんと1~8を0.5刻みした15段階で選ぶことができ、細挽きから極粗挽きまで細かく設定が可能です。
エスプレッソ用に使用できるほど細かく挽くことが出来ませんが、ドリップを楽しむためには十分で、これ1つで様々な粗さのコーヒーを楽しむことができます。
通常のドリップであれば3.5前後がちょうど良い感じです。そのあたりから初めて、自分の好みの粗さを見つけるといいと思います。
フレンチプレスならば、5~6あたりの粗挽きを使ってみるのもいいと思います。
粉の粒度は、コーヒーを楽しむための要素として欠かせませんので、細かく粗さを設定できる点はとてもうれしいポイントです。
粉の大きさを均等に挽ける
コーヒーの粒度も安定しており、きちんと均等に挽ける点もナイスなポイントです。
均等に挽くことによって雑味がなくなり、マイルドな味わいになるので、均等に挽けることはとても重要。
あっという間に挽ける手軽さ
2人分くらいなら十数秒で挽くことができます。
この程度の時間ならば、朝の忙しい時間でも問題なくコーヒーを挽く時間を確保できます。
朝飲む挽きたてのコーヒーはとても贅沢で、朝から幸せな気分になれます。
置き場所に困らないコンパクトサイズ
業務用ミルをそのまま小型化した電動コーヒーミルで、サイズは思ったよりもコンパクトで置き場所に困らないサイズ感でいい感じです。
サイズもろくに考えず買ったのですが、キッチンスペースに置いておいても邪魔にならないのでホッとしています(笑)
2.3kgあるので挽いている時の安定感はありますが、持ち運びもそこまで苦にならない重量感です。
おしゃれでレトロなデザイン
ナイスカットミルは1984年から発売しており、レトロ風ではなく本物のレトロデザインです!(笑)
といってもおしゃれなデザインなので、現在の家庭でも違和感なく馴染みます。
カラーは、レッド・ブラック・シルバーがあり、好みによって選ぶことが出来ます。
我が家はレッドを購入しましたが、赤というよりはえんじ色という感じで、渋くかっこいい色なので気に入っています。
お手入れが簡単
挽目ダイアルの左右にあるネジを外し、あとは順番にパーツを抜き取りながら、コーヒーのカスを取り除いていくだけです。
コーヒーのカスは結構溜まってしまうので、できれば1ヶ月に1回くらいのペースで掃除をするといいと思います。
また、左右のネジは硬貨などでも外せますが、ネジ山を痛めないためにもコインドライバーを使用する方がいいでしょう。
ちょっと残念なポイント
挽いた粉の排出口周りへの付着
多くの電動ミル共通の問題ですが、豆を挽くときの摩擦で静電気が発生し、その影響で排出口に粉が付いてしまいます。
私はそこまで気になりませんが、気になる方は気になる点だと思います。
解決手段として、①静電気除去テープで静電気を除去、②粉受けをステンレス製に変えて静電気を除去、③静電気防止ブラシで掃除、の3つの対策を取っている方が多いようです。
①静電気除去テープで静電気を除去
ミルの排出口周りに静電気除去テープことによって、静電気を除去する方法です。
TRUSCOの静電気除去テープが人気。
②粉受けをステンレス製に変えて静電気を除去
こちらは粉受けをステンレス製に変えることによって、静電気を除去します。
実はシルバーカラーだけは、粉受けがステンレスのカップとなっているのでそのままで問題ありません。
使用するのはシルバーカラー用のカップでもいいですし、サイズが合うステンレス製のカップでも構いません。
③静電気防止ブラシで掃除
上記2つは付着しないようにしていましたが、こちらは付着したものを取り除く方法です。
普通のブラシでは取り除きにくい粉を、静電気防止ブラシを使うことによって簡単に取れるようにします。
人気の静電気防止ブラシは、タミヤのモデルクリーニングブラシです。
プラモやフィギュアなどで使用するブラシなのですが、使い勝手がよく、コーヒーの粉も簡単に落とすことができます。
実は2016年3月に廃盤になってしまいました・・・
ここまで、ナイスカットミルのおすすめポイントを伝えてきたのですが、なんとナイスカットミルは2016年3月に廃盤になってしまいました(泣)
色々と進化した”NEXT G”が後継機なのですが、性能が上がった分、価格も大幅に上がっています。
電動コーヒーミルの入門としては、手を出しづらい価格です。
そのため、廃盤となってしまいましたが、現状まだ販売しているので、電動コーヒーミルでコーヒーを挽いて楽しみたい方は、コスパの良いナイスカットミルを今のうちに入手することをおすすめします。
私も今のうちにリペアパーツなどを買っておき、これからもナイスカットミルと長く付き合っていきたいと思います。