スタッドレスタイヤを長持ちさせるための保管方法とは!?ポイントは『ちょっと手間をかけること』
2018/02/08
ちょっと早いですが、住んでいるところが雪の降る地方ではないので、スタッドレスタイヤを外して、ノーマルタイヤを装着することにしました。
交換した後はスタッドレスタイヤをタイヤ置きに置くだけという方も多いと思いますが、ちょっと待った。
間違った保管の方法をしてしまうと、タイヤが消耗しやすくなり、耐用年数が短くなってしまいます。
そんなもったいないことにならないように、正しい保管方法でタイヤを保管しましょう。
保管する前にはタイヤをしっかり洗おう
「そんじゃどうやって保管すればいいんだ?」と思った方も多いと思いますが、その前に行う重要なことがあるのです。
それはしっかりとタイヤを洗うことです。
これが結構見逃しがちなのですが、タイヤを保管する前には、しっかりと洗浄させることが大切なのです。
特にスタッドレスタイヤの場合、雪を解かすために雪道に撒かれている塩カル(塩化カルシウム)が、タイヤを劣化させたり、ホイールを錆びさせたりするので注意が必要です。
洗い方は、まずカーシャンプーでタイヤとホイールをまとめて洗います。
タイヤのゴムはアルカリ性に弱いので、中性洗剤のカーシャンプーを使うようにしましょう。
おすすめは私も愛用しているアマゾンでも人気の高いSONAX(ソナックス)のグロスシャンプー。
泡立ちが良く、汚れがばっちり取れます。
また、ホイールは細かな隙間が多いので、専用ブラシがあると便利です。
タイヤブラシとセットのこちらが使い勝手も良く、おすすめです。
ホイールは更にホイールルクリーナーを使って洗うと、よりきれいに洗うことができるのでおすすめです。
こちらもSONAX(ソナックス)のエクストリーム ホイールクリーナーが評判も良くおすすめ。
すべて洗い終えたら、水分もタイヤを劣化させる原因になるので、しっかりと水分を拭きとります。
また、タイヤの溝にはまった小石などはマイナスドライバーなどで取り除いておきましょう。
タイヤを長持ちさせるための保管方法
タイヤに優しい保管方法ですが、いくつかポイントがあります。
ホイールの有無で置き方を変える
保管中のタイヤの変形を防ぐためには、タイヤの置き方が重要です。
この置き方ですが、タイヤにホイールが付いてるか付いてないかで変わってきます。
ホイールが付いていない場合は縦置きで横に並べていく形で、ホイールが付いている場合は平積みで積み重ねる形にしましょう。
また、平積みで積み重ねる場合は、空気圧を半分程度にするのがいいでしょう。
加えて、湿気防止のためにも地べたにそのまま置くのではなく、すのこなどの上にタイヤを置くようにするのがおすすめです。
直射日光や雨風を避ける
紫外線や水分はタイヤの劣化を早めます。
そのため、ガレージや倉庫などにしまうのがおすすめです。
ただ、アパートやマンションなどで、ベランダや玄関先などに置くしかない場合もあると思います。
その場合は、タイヤカバーを使うことでタイヤの劣化を防ぐことができるので、タイヤカバーはするようにしましょう。
タイヤワックスは付けない
タイヤワックスの油分はタイヤを劣化させる場合があります。
そのため、タイヤ洗浄後はタイヤワックスなどを付けずにそのまま保管するようにしましょう。
少しの手間でタイヤの寿命は延ばせる
使ってタイヤが消耗するのはしょうがないですが、使っていない間にタイヤが劣化するのはなんだかな~という感じです。
ただし、タイヤを保管するときにちょっと手間をかけるだけで、その劣化をぐっと減らすことができます。
タイヤも決して安いものではないので、しっかり保管して長く使うことで、家計に優しいカーライフを目指しましょう。