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天然木のめいぼく椀でほっこりお味噌汁をすすりましょう

2021/03/18

白いご飯とお味噌汁。THE・日本の食卓です。

そんな日本の食卓ですが、お椀にもこだわりたいものです。

なにかいいものないかな~と探している時、めいぼく椀に出会いました。

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めいぼく椀とは?

木のうつわ・道具、原木から仕上げまで行っている1949年創業のSONOBEで作られている、職人が作るお椀のこと。

漢字で書くと『銘木椀』。パッと見、『鈴木』っぽいですが、『銘木』です。

銘木とは、形・木目・材質に趣のある木材のこと。

ちなみに世界三大銘木は、ウォールナット・チーク・マホガニーとなっています。

めいぼく椀は、日本のめいぼく6種(くり・けやき・くるみ・さくら・なら・ぶな)の天然木で作られており、丸みを帯びたかわいらしいデザインは、日本の食卓にとても合います。

1996年にグッドデザイン賞も取っていることからもわかるように、天然木の素材を活かしたシンプルで使い勝手の良いお椀は、日常の生活に寄り添うデザインで長く愛されているのです。

天然木を使用しているため、木目・風合い・色の濃淡・自然のシミなどが、お椀によって異なる点も、愛着が湧き、長く使われているポイントだと思います。

サイズは、大・中・小の3サイズがあり、それぞれ

  • 大:直径約13×高さ7.4(cm)
  • 中:直径約11.5×高さ6.8(cm)
  • 小:直径約10.2×高さ6(cm)

となっています。

大・小のサイズに関しては、けやき・さくら・ぶなの3種類のみです。

夫婦で使っていますが、中サイズが手のおさまりも良く、入る量的にもちょうどよい大きさでおすすめです。

汁ものを飲む方は大サイズもいいかもしれません。

また、うつわは厚みがあるので、温かいお味噌汁を入れても熱さが伝わらず、非常に持ちやすいです。

もちろん、汁ものだけではなく、ヨーグルトやアイス、サラダなどを入れてもかわいいと思います。

素材について

けやき(欅)

日本の銘木といえば、まず挙がってくるけやき。

けやきは、非常に長寿で70年~100年生きる木です。

強度、耐久性もありながら扱いやすく、木目がはっきりとして綺麗なため、家具材などで昔から使われてきました。

木を挙げると漢字で書きますが、古来より際だって素晴らしい木として、自然や豊かな実り、平穏な日々に感謝する、ゆかしい行事の際の供え物を奉り挙げる道具や器の材になってきたことが語源ともいわれており、しっかりとした素晴らしいお椀やお盆ができます。

色は赤みがあり、木目が非常に映える印象です。

ぶな(橅)

世界遺産に登録されている白神山地のブナ林なので有名な、人気上昇中の木。

すっくと立つ白い幹の姿のよい大きな木です。

ブナの木は木材としての優秀さに加え、保水力の大変優れた樹木であり、その実が動物の餌になるなど森にとって良い効果をもたらすため、昔から森の豊かさを象徴する木でもあります。

さわやかな白い木肌は、シンプルでナチュラルな暮らしのうつわにぴったり。

さくら(桜)

日本人の大好きなさくら。

もちろん、毛虫も大好きなさくら(笑)。葉桜の時期の木の下は要注意。

きめ細かく緻密で光沢のある木肌で、女性的な優しい風合い。

それでいて強度があり、きっちりした丈夫なよいうつわや道具ができます。

くり(栗)

おいしい実のなるクリの木。

一説には、日本では縄文時代からこのクリの木を建材などとして利用していたと言われており、木材としての歴史が古い木です。

重くて堅くねばりがあり水にも強いので縁 の下の力持ち家の土台や、古民家でみかけるような風情ある太くて頑丈な梁や柱になってきました。

素朴でおおらかほがらかな、いかにもクリの実のようなクリーム色のなんだかおいしそうな楽しい木目です。

くるみ(栲)

西洋の家具などに使われるウォールナットよりも、少しやさしい風情の日本のくるみ。

その実の殻のように、ほのかに紫がかったスモーキーな深い独特の色みは、濃淡のつらなる緻密で艶のある木目とあいまって、とても優雅で上品な印象。

なら(楢)

リスや熊の大好物、ドングリのなる木です。

西洋のオークは仲間ですが、洋酒の樽や家具インテリアなどによく使われる、堅固で重厚な正統派のかっこいい材。

うつわや道具になってもテーブルの上で、きっちりと仕事をするような信頼感ある渋くタフな仕上がりが素敵です。

毎日の食卓に寄り添う器

口触りもよく、天然木の風合いが感じられるめいぼく椀は、毎日の食卓を楽しいものにしてくれそうです。

使っていけば、欠けたりすることもあると思いますが、それも良い味となりそうな器です。

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