中村銅器製作所の銅玉子焼鍋で、ふわふわ美味しい玉子焼きを!
2020/08/24
『美味しい玉子焼が食べたい!』と衝動にかられました(唐突)
ちなみに私は”玉子焼は甘い派”です(聞いてない)
しかし、我が家には例の四角い玉子焼鍋がありません。
ということで諸々物色してみて、中村銅器製作所の銅玉子焼鍋を購入しましたので、使用感などをレビューしたいと思います。
中村銅器製作所 銅玉子焼鍋
東京の下町足立区で親子4代に渡り銅鍋製作を行なっている中村銅器製作所。
名前からもわかる通り、銅にこだわりを持ったブランドで、その中でも特に銅玉子焼鍋は多くの愛用者がいる名品となっています。
もちろん名品なのには理由があります。
玉子焼きに適した熱伝導率
銅の特徴は何と言っても高い熱伝導率にあります。その高い熱伝導率のおかげで玉子焼き器全体を均一に焦がすことなく温めることができ、ふわっと柔らかな食感に仕上げられます。
鉄製やアルミ製の玉子焼き器もありますが、火加減とスピードが命の玉子焼きにおいて、高い熱伝導率を誇る銅に敵う素材はないと言えるでしょう。
関西型と関東型が選べる
玉子焼き器は形によって関西型と関東型に分かれます。
関西型が長方形(角長型)で、関東型が正方形(角型)となっており、それぞれに特徴があります。
長方形の関西型は、だし巻き玉子を作るのに適しており、薄く何度も折り返しながら焼いていきます。
正方形の関東型は、甘い玉子焼きを作るのに適しており、たっぷりと卵を使って半分に折り返し焼いていきます。
銅玉子焼鍋はどちらも選べるようになっているので、お好きな方を選ぶことができます。
サイズ展開が豊富
サイズもきちんと用意されており、家族構成などに合わせて選ぶことができます。
サイズ展開と大まかな卵の使用量はこんな感じです。
【関西型】
【関東型】
お弁当用には関西型の10×15cmもしくは関東型の12×12cmのミニサイズがあると便利です。
また、我が家は4人家族で関東型の15×15cmを使用していますが、ちょうど良いサイズ感です。
一生使える丈夫さ
テフロンの寿命は2〜3年程度ですが、素材をそのまま使っているこちらは一生使うことができます。
プロが毎日がっつり使うものなので、丈夫さは折り紙付きの一品です。
お手入れ方法
銅の特性上、お手入れする際に注意すべき点がいくつかあります。
初めて使う時
- 食器用洗剤をつけたスポンジで洗って、水でよく流し完全に乾かします
- 鍋7分目を目安に油を入れて火にかけ、弱火で4~5分煮ます
- 油は完全に冷めてから捨てるようにしましょう
普段のお手入れ
- 錫が溶け出してしまうので、空焚きは禁止
- 傷がついてしまうので、たわし・クレンザー・金属製の器具の使用禁止
- 錆びてしまうので、使用後はなるべく早く洗う
- 使用後は、キッチンペーパー等で内側の卵かすを取り除き、薄く油を引いて収納
素人でもふわふわで美味しい玉子焼きができます
ふわふわとろとろの玉子焼きが毎日食べられるので、銅玉子焼鍋を買って本当によかったと思います。
玉子焼きは冷めても美味しいので、毎日お弁当を作っている方にもおすすめしたい玉子焼き器です。