陶芸家・鈴木稔さんの益子焼フリーカップを購入
2018/08/25
花粉もだいぶ落ち着いてきたので、街をぶらぶらしてきました。
そこで個性的な陶器のカップを発見。
そのカップは陶芸家・鈴木稔(みのる)さんの益子焼(ましこやき)フリーカップで、やわらかいフォルムと北欧を想わせるデザインが魅力的でした。
いくつかカップはあったのですが、どれも1点ものだったので、その中で1番気に入ったものを購入しました。
陶芸家・鈴木稔さんとは?
1962年に埼玉県で生まれ、早稲田大学教育学部卒業。
91年より4年半、益子の陶芸家である高内秀剛氏に師事し、96年に益子町芦沼に築窯、独立。
益子の土と釉薬を使い、割型による器を中心に製作し、個展を中心に活動している作家さんです。
作品はマグカップや湯のみ・お皿などの食器類から、ペン立てやスタンプといったものまであり、幅広く制作を行っています。
作品はおおらかな雰囲気で、自然でやわらかい色合いの物が多く感じられます。
クマやイヌなどをデザインしたかわいい作品もあります。
また、一部の作品は登り窯という薪釜で焼成しており、微妙な色調の変化が深みのある作品を生み出しています。
益子焼とは?
益子焼とは、栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする陶器のことです。
益子町では毎年春と秋に「益子大陶器市」が開催されています。
益子の土は、赤土で砂気と鉄分が多く、耐火度が比較的弱いもとなっています。
そのため、焼き物はやや厚手に作るのが一般的。
主に石材粉や古鉄粉を釉薬にし、犬毛筆で色づけを行っているため、重厚な色合いとともに、ぼってりとした肌触りがする陶器が多いです。
お気に入りのフリーカップ
いい買い物をしました。
和食器でも洋食器でも合うデザイン・色合いで、使いどころに困らないカップです。
形状は微妙に歪んでいるのですが、それが逆に個性であり、愛着ポイントとなっています。
使ってなんぼの食器ですので、大切にお手入れしながら、今後もガシガシと使っていく予定です。