赤ちゃん大喜びのモビールを手作りしちゃいましょう!
2021/03/21
どうも、この度一児のパパになった、ぱんくです。
毎日楽しいですが、良く分からないこともたくさんあります。
最近はなんとかあやそうと思って色々と試しているところです。
そんな中、うちの娘にはモビールが効果があったので、今回紹介していきたいと思います。
モビールとは?
モビールとは、複数の天秤構造からなっており、かすかな風の動きや振動などによって揺れ動く飾りの一種です。
このゆったりとした動きが赤ちゃんの視力や動きに合っているため、赤ちゃんの興味をそそります。
また、モビールは不規則な動きをするために比較的飽きにくく、赤ちゃんの興味が続くようです。
素材としては紙や木、金属など様々なもので作られています。
簡単なものだったら自作できるとのことなので、今回は自作してみることにしました。
用意するもの
色画用紙
今回は紙を使ったモビールの制作をすることにしました。
紙は何でもいいのですが、なるべく厚紙のほうが耐久性もあり、よいと思います。
また、色はカラフルな方が赤ちゃんの知育にはよいでしょう。
糸
キルト用の糸がおすすめ。
こちらも紙の色に合わせてカラフルにするといいでしょう。
カッター
紙を切るために使用。
普通のカッターでも問題ありませんが、私のおすすめはデザインナイフです。
デザインナイフだとグリップ部分がペンと同じような円柱の形をしているため、非常に持ちやすく細かい作業がしやすくなります。
私はプラモ制作でも使用しているタミヤのモデラーズナイフを使っています。
程よい大きさで持ちやすく、細かいところもサクサク切れるのでおすすめです。
うっかりな私には、何気に付いている転がり防止の突起もいい感じ。
カッティングマット
カッターを使うときに机を傷つけないように敷くマット。
こちらもプラモで使用でしているタミヤのカッティングマットを使っています。
マット自体は薄いですが、作りはとてもしっかりしています。
程よい硬さで作業が非常にしやすく気に入っています。
A3サイズとA4サイズを持っていますが、机に置けるスペースがあるならA3サイズがおすすめ。
このくらいのスペースがあると、カット中にスペースを気にしなくてよく、集中して作業に取り組むことができます。
棒状のなにか
天秤の梃子(てこ)の部分。棒状であれば何でもOK。
木の枝などで作ればナチュラルな雰囲気に、針金で作ればスタイリッシュな感じになります。
今回は家にあった竹ひごを利用しました。
パンチ
糸を通す用の穴を開けるために使います。
手先が器用な方でしたら、カッターで穴を開けてもいいと思います。
ただ、私の場合ですと多角形になるのは必至ですので、パンチを使用しています。
おすすめは回転式の穴あけパンチで、穴の直径を数種類の中から選ぶことができる優れもの。
また、紙だけではなく革ベルトの穴あけ(むしろこっちがメイン)などにも使えて便利です。
作り方
作り方を順を追って、説明していきます。
①型紙を用意
作りたい形の線画を用意します。
自分で描いてもいいですし、ネット上で拾ってきてもいいでしょう。
自作した場合はスキャンしておくと、複製するときやサイズ変更するときに便利です。
紙は薄い方がいいですが、コピー用紙ぐらいならば問題ありません。
また、線はなるべく細い方が誤差が少なくなり、綺麗に作りやすいと思います。
用意する数はモビールの構造によって変わってきますが、今回はデザインの異なる型紙を8種類準備しました。
ちなみに、今回はこちらの本の型紙を使用。
かわいい感じの北欧デザインなので、そういうものが好きな人にはおすすめです。
②ひたすら切る
カッティングボードの上に画用紙を置き、さらにその上に先程用意した型紙を重ねます。
後は画用紙と型紙がずれないように気を付けながら、ひたすらカッターで切っていきます。
ずれの予防策としては、紙を動かさずに自分が動くこと。
やはり動かしてしまうとずれる可能性が上がってしまうので、積極的に自分のほうを動かしていきましょう。
大きいカッティングマットがおすすめなのも、この点で使いやすいからです。
また、マスキングテープなどで画用紙と型紙を固定してしまうのも効果があると思います。
切る順番としては、切りたい形の内側から切っていくこと。
理由は紙を切るときにカッターを持っていない手で押さえながら切っていきますが、外側を先に切ってしまうと押さえずらくなったり、変に力がかかり紙がちぎれてしまうことがあるからです。
③穴を開けて、紐を通す
パンチを使って切った紙の上部に穴を開けます。
そして、その穴に糸を通して、糸の片側に固定します。
糸の結び方はなんでもOKです。
④棒で天秤構造を作る
切り取った紙を付ける前に、棒だけで天秤を作っていきます。
今回は3段構造にしてみることにしました。
やってみてわかったことは、結構バランスをとるのが難しい。
このバランスは、糸を吊るす場所と他の棒を吊るす場所で決まってきます。
糸を吊るす場所は基本的には中心がいいでしょう。
そして、他の棒を吊るす場所は棒の端がいいと思います。
とりあえず、そんな感じで作ったら、あとは一度吊り下げてみて、バランスが取れるように微調整をしていきます。
バランスが取れた時は満面の笑みがこぼれるでしょう(笑)
⑤切り取った紙を吊るす
最後に切り取った紙を一番下の段の棒の端にぶら下げていきます。
ここでもバランス調整がいりますが、基本的には棒の方が重いと思うので、紙の影響はあまり受けず、比較的簡単に調整できます。
これにて完成です。
後は赤ちゃんが見える位置に配置するだけ。
生後3ヶ月くらいまでだと赤ちゃんの視力はほとんどないので、30cm前後の位置にくるように配置するといいでしょう。
3ヶ月を過ぎたら、赤ちゃんの反応に合わせて遠ざけていくといいと思います。
今回はベビーベッドの上に配置したかったので、ベッドメリーの土台を活用。
天井から吊り下げるものありですが結構大変なので、このベッドメリーの土台は簡単で良かったです。
反応はいかほどに・・・!?
早速取り付けて、反応を確認してみました。
ちょっと間見守っていましたが、あまり反応がなく、「ん~どうだろう?微妙?せっかく作ったのにな~」と思っていた矢先、いい感じの風が吹いて、モビールが揺れ動きました。
そうしたらなんと、「きゃっきゃっ」と言って大喜びしてくれました。
やはり動いている方が娘の反応もいいようで、窓のそばや生活同線の近くに配置した方がいいと思います。
いや~、なんとか一安心(笑)
まとめ
とりあえず、娘も喜んでくれたみたいでよかったです。
作業自体は簡単で面白かったので、また時間を見つけて作ってみたいです。
今度はいい感じの流木で、おしゃれな感じのを作りたいところ。
梃子の素材や型紙のデザイン・天秤の構造などカスタマイズ要素はたくさんあるので、子育ての思い出にオリジナルモビール作りにぜひトライしてみてください。